店舗に設置される軒先テントの看板テントはコーポレートカラーをベースに、店名のロゴや取扱商品のイラストなどをプリントし、日除けや雨除けだけではなく看板としても機能して遠くからでもどんなお店なのか視認できるなど重要な役割を果たしています。
そんな軒先テントの看板テントは、自由自在に角度が変えられるオーニングタイプが便利です。六角レンチやスパナなどを使用すれば、いつでも利用シーンに合わせて角度を変更することが可能です。
時間の経過と共に変化する太陽光が降り注ぐ向きに合わせて調整すれば常に日除けができ、日陰の中に入れば一服の清涼感を得ることができます。
暑い日差しの中では涼しい空間に移動したいという本能が働きますが、そこにオーニングタイプの軒先テントの看板テントによって作り出された空間があれば思わず立ち寄ってみたくなり、入店してもらう大きな動機となるのもメリットで売上に貢献を果たしてくれます。
逆に過ごしやすい気候で天気の良い日には畳んでたっぷりの太陽光を窓から取り入れ、自然光による明るい空間を作り出すことが可能です。このように場面に応じてフレキシブルに利用できることから、導入事例が増えています。
火災の被害を最小限に抑える
看板テントで使用する生地はポリエステルに合成樹脂を挟んだ素材が主流で、丈夫で長持ちするだけではなくインクが定着しやすく綺麗にプリントできるのもメリットです。
昨今ではフッ素加工が施された生地も増えており、汚れが付きにくい防汚機能、水が滴るのを防ぐ吸水防止機能、
紫外線を防いでくれるUV防止機能、火災が発生した際に炎が広がるのを防ぐ防炎機能など優れた機能を備えています。
看板テントは鮮やかなプリントで道行く人々にインパクトを与えて来客を促進できる一方で、生地で作られていることから可燃性があることが課題でした。商店街では建物が密集しているケースも多く、どこかで火災が発生した際に炎が蔓延しやすく被害が広がることも少なくありませんでした。
そこで看板テントの生地にフッ素加工を施すことにより防炎機能を実現し、万が一炎が迫ることがあってもここで
抑えて被害を最小限に食い止めることが期待できます。
フッ素加工された看板テントが設置されている店舗なら一定の備えを確保することができることから、お客さんが
安心して足を運ぶ動機にもなります。看板テントは使用する生地ひとつで、様々な恩恵をもたらしてくれます。