子供を授かるための妊娠メカニズム

不妊治療を始める前に

 

子供を授かるために、どのように妊娠するのかを理解していないと不妊治療は始りません。
妊娠のメカニズムなどを知り、治療を始める上での参考にして下さい。

 

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妊娠のしくみ

女性の体内で卵子の元となる「卵胞」が排卵日に向け数個から数十個育てられます。
その中の1個だけが成熟し毎月1回の周期で排卵されます。
排出された卵子が約24時間の間、腹腔から子宮の間にいてこの間に精子と受精が行われなければ次の月経で古くなり剝がれ落ちた子宮内膜と一緒に排出されます。
排卵日は次の月経が始まる14日前後です。
排卵の周期は人によって数日前後したり、周期に乱れがある人も多く、排卵日を特定することは難しいと言われています。

 

精子は女性の体内に射精されてから3日程度の間、卵子の元へ泳いでいきます。
中には7~10日も泳いでいる精子もいるようです。

 

卵子に到着した精子達は最後の難関の透明帯を破るためお互い協力しあい少しずつ溶かし受精を試みます。最初に透明帯を破った精子の頭部が卵子の中に入った瞬間、卵子の周りは他の精子が中へ入れないように変化します。

 

こうして受精卵が誕生するのです。受精卵は卵管の中を分裂しながらゆっくり子宮へと移動していき、成熟した受精卵は子宮内膜に着床します。

 

 

1回の排卵で妊娠する確率

自然妊娠の場合、月経と月経の間に起こる1回の排卵で妊娠する確率は15~20%だと言われています。これは一般不妊治療でタイミング指導を受けている場合でもほぼ同じ確率です。

 

そのため、排卵周期に合わせて性交渉の回数を増やせば妊娠の可能性も高くなると思われがちですが、3~5日に1回位のペースがいいようです。
これは精子が5日サイクルで睾丸で成熟するため、短期間で射精回数が多くなると精子が少なかったり薄くなったりするからだそうです。