晩婚は不妊の原因ですが、不妊治療は高齢化による卵子の老化で、妊娠率は低く成功率は年齢とともに下がります。

晩婚と不妊の関係

女性は胎児の時には、700万の卵胞を持っていますが、出生の時には200万になり、出生後も減り続け、思春期を迎える頃には30万になり、50歳前後で全てなくなります。

 

卵子は、年齢とともに減っていくということなのです。

 

なぜなら、卵子は精子と違って、新たに作られるということが無いからなのです。そして、それに加えて卵子の機能も低下していき、染色体異常を持った卵子が増えてしまいます

 

染色体異常を持った卵子が受精した場合、着床障害や、流産、死産などになる場合が多くあります。その為、自然に妊娠する確率も年齢とともに低くなっていきます。

 

20代前半までの女性の50%が自然妊娠できるのに対して、20代後半~30代前半までの女性は40%、30代後半の女性は30%程度しか、自然妊娠できる確率がなくなってしまうのです。

 

20代の女性で不妊症と診断されるケースは約6%の確率ですが、40代の女性が不妊症と診断されるケースは60%以上もあります。従って、晩婚は不妊の大きな原因です。

 

20代のうちに結婚して妊娠出産をすることが健康な妊娠には理想的ですが、現代社会の状況においてそのことが難しいという現実があります。

 

その為、晩婚をする人が非常に増えている今、不妊治療をして妊娠、出産をする人も必然的に増えていますが、卵子が老化すると、体外受精をしても成功しないケースも多くあります。

 

不妊治療の結果、無事出産できる人の割合は、35歳で16.8%、40歳で8.1%という学会のデータにも表れているように、晩婚は、高齢妊娠、高齢出産ということになりますので、妊娠率は低く、失敗に終わるケースが数多くあります。

 

不妊治療は、高額な医療費がかかりますし、必ず健康な子供を授かれるという保証はありません。

 

不妊治療を始める前にどのように不妊治療に取り組んでいくかということを、専門家のアドバイスを受けながら、夫婦でよく話し合うことが重要です。